はじめに
某社からのオファーにサインし、ぼちぼちやっていた転職活動が終わりましたので、一筆とります。自分語りですので、苦手な方はご注意ください。
今までの転職活動については、以前まとめていますので、よければご覧ください。
転職活動まとめ
私の転職活動をまとめておきます。見ず知らずの誰かや将来の自分の役に立てば、幸いです。
行きたい会社の見つけ方
転職活動においては、基本的に転職エージェントは使いませんでした。正確には、某日系企業のR&D職はエージェント経由でしか応募できなかったため一部利用しましたが、企業探しやレジュメ添削・面接対策などでエージェントを利用することはありませんでした。企業と連絡を取り合うときに、いちいちエージェントを介するのが面倒だったのが主な理由です。私は、以下を活用して企業を見つけていました。
ブログやTwitter
ブログやTwitterに転職活動中とか書いておくとスカウトがくるので、興味があれば応募するといいと思います。スタートアップからDMがくることが多いですが、稀に某外資ITからもDMがきました。
また、Twitterの人々が良い会社だと言っている会社のWebサイトや求人を覗いてみるのもいいと思います。たとえ、求人票が全て英語で書かれていたとしても、躊躇せずに応募しましょう。○○○-○○ など。
LinkedInにレジュメを貼り付けておくと、いろいろスカウトがきます。ほとんどが転職エージェントからですが、外資IT企業からのダイレクトリクルーティングにも結構頻繁に遭遇します。興味があれば、リクルーターから直接求人を紹介してもらえるのでお得です。このように、LinkedInアカウントは、社会人なら作っておいて損はないと思います。
最近ではPanas○nicや富○通などからもメッセージがきており、日系企業でも利用されるようになってきたようです。
ときどきこういうのも来るので、面白いですよ☺️
お世話になっております。名字と申します。 pic.twitter.com/N2y3J4ShHc
— nishipy (@iamnishipy) April 18, 2019
【実績解除】リンクトインで不動産業者に絡まれる pic.twitter.com/8xRsYoHNCZ
— nishipy (@iamnishipy) July 19, 2019
今日のLinkedin、小説のあらすじみたいな申請きた pic.twitter.com/rJFFnnCJmU
— nishipy (@iamnishipy) September 29, 2019
選考に進んだ会社
今回の転職活動で受けた会社数は、7社くらいででしょうか。外資も内資も、IT企業も事業会社も受けました。ポジションとしては、インフラエンジニアやDevOpsエンジニア、製品のデリバリーエンジニア、ソリューションアーキテクトといった職種を選びました。そして、複数の会社からオファーをもらうことができました。
面接対策
技術面接
私の受けたポジションは、今までの業務経験の延長線上にありましたが、経験が浅かったDevOpsやネットワークを中心に何冊か本を読みました。また、基本情報・応用情報レベルの知識も復習しておきました。ためになった物を共有しておきます。
- Kubernetes実践ガイド
- Kubernetesのことはもちろん、コンテナ仮想化の技術要素やCI/CDのことも書いてあってオススメ
- マスタリングTCP/IP
- 言わずと知れた、有名な本。とてもわかりやすい。最近第6版が出たらしい
なお、コーディングテストはなかったので、対策していません。誰か教えてください。
その他面接
その他の面接は、志望動機とか業務経験など、一般的なことを聞かれることが多かったですね。特に、業務における成功体験は何回も聞かれるので、エピソードを整理しておいた方がいいと感じました
成功体験を整理する際、Amazonさんも推奨するSTARメソッドを使うのが便利でした。
自分のとった行動やその時の考えについて、状況(S)、タスク(T)、行動(A)、結果(R)の順で話すというフレームワークです。以下引用。
スターメソッドとは、皆様が説明しようとする特定の状況、業務、行動、結果を話し合いながら、行動に基づく面接質問に回答していくという構成方法です。これには、次のようなものがあります:
- 状況
あなたが今置かれている状況、または達成する必要のあるタスクについて説明します。複雑な状況が面接官に伝わるように、十分な詳細を述べます。この詳細は以前の仕事、学校のプロジェクト、ボランティア活動、その他の関連イベントからの物も含まれます。タスク
どんな目標に向かっていましたか?行動
その状況に対してあなたがどのような行動をしたか、あなたに焦点を当て、適切な量の詳細を含みながら説明します。 具体的にどのようなステップを踏みましたか? どんな貢献をしましたか? プロジェクトについて話すとき、チームやグループが行ったことを説明しないように注意します。あなたが実際に何をしたかを我々に教えてください。行動を説明するときは、「私たち」ではなく「私」を使用します。結果
あなたの行動の結果を説明します。あなたのふるまいを自分の手柄にすることに躊躇しないでください。何が起こりましたか? どのようにイベントが終わりを迎えましたか? 何を達成しましたか? 何を学びましたか? 該当する場合は、指標またはデータを使用した例を提供します。
無意識にこういう話し方ができる人もいると思いますが、面接などでエピソードを上手く喋れない方は、頭の片隅に覚えておくとよいかもしれません。
あと、前にも紹介したけど、この本もよかった。
退職するにあたり
新卒で入った平均勤続年数15年以上の会社から退職するというのは、かなり勇気が要りました。今の会社がいやということではなく、もっとチャレンジしたいと思える会社からオファーを貰ったというのが、退職する最も大きな理由の1つです。
お世話になった上司に伝えるのは忍びなくて躊躇いましたが、Twitterの方々が優しくて、なんとかなりました。ありがとうございます。
退職の意を伝えたので、褒めてください
— nishipy (@iamnishipy) February 25, 2020
このツイートのいいね数は、幣アカウントで最多です。ちなみに2位はこちら。ツイート内容の高低差すごい。
ホットケーキが人生で最も上手く焼けた朝 pic.twitter.com/C2UZnKqb6m
— nishipy (@iamnishipy) July 6, 2019
次の会社
いくつか内定をいただき、某自動車会社のR&D職とも迷いましたが、次は某外資系IT企業で、製品をお客さんに提供し、導入支援するエンジニアとして働くことに決めました。
今まではKubernetesやAnsibleなどを用いて、クラウドサービス開発(主にPaaSとかIaaS)を行っていました。次の会社では、相変わらずKubernetes周りとかAnsibleを扱っていくと思いますが、それらの技術をお客さんに導入するお手伝いをしていきます。社会性を身につけて、コンサルタントのような、エンジニアのような存在になる予定です。
オープンな会社なので社名を晒しても問題なさそうですが、とりあえず試用期間が終わるまでは伏せておきます。まあGAFAでもFAANGでもないので、期待しないでください。
初めての転職、初めての外資系であり、自分としては大変チャレンジングな選択をしました。自分で決めたことなので、生き残れるように必死で頑張ります。技術的な専門性と対人スキルと英語力をどんどん伸ばせるように精進します。
最後に
こうして、人生初の転職活動が終わりました。次回作にもご期待ください!!
例のアレを貼っておきます。何卒よろしくお願いします。
以上.
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