kindでNodeに割り当てるリソースを定義する

前回、Macでkindのインストールして少し使ってみました。今回はもう少しだけ進んで、ノードに割り当てるリソースを定義して、複数ノードのクラスタを構築する方法をメモしておきます。

やってみる

Docker Desktopが割り当てるリソース

Kindを使う場合、Kubernetesクラスターの各ノードはDockerコンテナとして構築されます。そのため、まずはDocker Desktopの設定で、Dockerが利用できるリソースを設定しておきます。適当にCPU 4コア、メモリ 8GBくらいにしておきます。

kindの設定ファイル作成

ドキュメントのConfiguring Your kind Clusterを見ればだいたい分かると思います。

複数ノードの定義

とりあえず、Master1台、Worker1台構成にしてみます。nodesの要素を増やすだけです。

ノードに割り当てるリソースの定義

kubeadmでクラスタが構築されているので、メモリの割当を定義したい場合は、このIssueのようにしれば一応いけるらしい。ただし、kubelet configuration object is not respected per node in kubeadm currently, only from initというコメントがあるように、正式な方法ではなさそうですね。

設定ファイルを用いたクラスタの作成

--configオプションで指定するだけです。

kubectl describe nodeで見てみると、ちゃんと割り当てられています。

以上.